比較的新しい軽自動車の形となるのがスーパーハイトワゴンというものです。
この車は厳しい軽自動車のボディ規格寸法の中で唯一フルに使われていなかった全高に着目し、全長や全幅はそれまでの軽自動車のままとし、全高だけを1700㎜ぐらいまで高くしてキャビン空間を広くしようということで作られた車です。
室内高を高くしたことによって、身長の小さな小学生ぐらいであれば立つことが出来るため、主に子育て中のママさんが運転するママさん車として使われることが多くなっています。
スズキのスーパーハイトワゴンといえばパレットが有名でしたが現在はその後継モデルであるスペーシアがスズキのスーパーハイトワゴンとして作られています。
スペーシアは全高1735㎜とかなり高く、室内高も1375㎜と小学生中学年ぐらいまでの子供であれば立つことが出来るくらいの空間を持っている車で、装備に関しても両側パワースライドドアやキーレスエントリーシステム、オートエアコンなど一通りの快適装備が付けられている至れり尽くせりのママさん車です。
エンジンも背に高いボディにあわせてNAエンジンのほかにターボエンジンモデルも用意し、とかくいろいろな荷物を積むことが多く、車が重たくなりがちのママさん車を軽々と走らせることが出来ます。
ただ、こういう車は無理やり全高を高くし、キャビンを広げたことによってどうしてもボディが弱くなってしまい、道の悪いところを走るとボディがかなりねじれることが多く、決して走行安定性がいい車とは言えません。
ただ、この車を普段運転している方の走行性能など全く考えていないという性質を考えればこれで十分なのかもしれませんが、中古車などでよく見かけることがある、まっすぐ走らない、スライドドアのひらきが悪い、走るとキシミ音がうるさいなどというトラブルにつながるので、できればもう少し丈夫なボディにしてもらいたいと思います。